葬斂屋春秋

「葬斂屋春秋」 辻井康祐 著
 

 
新日本出版社

ある "おくりびと" の記録
 

 
「おかんが死にましてん。民生委員のおっちゃんに言うたら、ここへ電話せい、言うてくれはりましてん」。残された支援学級に通う息子からの電話に「心配せんでええ」と心をこめておくる。お金のない人から大会社の社長まで、人の数だけある送り方。悲しいのに温かい、作法から終活案内にもなる葬儀にまつわる「70」の物語

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